劇団WARBLER第20回公演「美しの水 White」の演出と湯浅宗重役を務めさせていただきました、福井歩です。
終演後、アンケートを読むと、多くのお客様に楽しんでいただけたようで、メンバー一同喜ばしい限りです。
制作に携わって下さった皆様、ご来場いただいた皆様、そして劇団WARBLERの皆、本当にありがとうございました。
お金もなければ時間もない、ましてや人だってそう多くない。
その状況でこの台本を上演することを選んだのは、現実的にみたらあまりほめられたものではありません。
しかし、余裕が全くもってない中、1ヶ月半でここまでやれたのは「この台本をやりたい」という熱意があったからだと思います。
気分や感情って伝染します。
周りが笑ったら、つられて自分もおかしくなってきたり、
誰かひとりが憂鬱だと、周りも辛くなったり。
今回の公演では、誰かの熱意が「やってやるぞ」という団結になりました。
そんな現場にいられて、自分がイメージしたものがそのまま、もしくはそれ以上のものとしてかたちになっていくことは、とても楽しかった。
「ひとりではなく、皆でつくる」ということは、劇団だからできることです。
もちろん、キツいときもありましたが、この1ヶ月半、面白くて幸せなことの方がそれらを上回ります。
演出兼役者というかなり我侭な立場で、メンバーに我侭たくさん言ってました。
舞監、照明、音響、舞美、小道具、衣装、情宣スタッフさん、そして役者の皆、大変お世話になりました。ありがとう。
この1ヶ月半、誰が何と言おうと幸せでした。
これからもよろしくお願いします。
それでは。
劇団WARBLER2年 福井歩
PR