忍者ブログ

劇団WARBLERブログ

立教大学新座キャンパスで活動している劇団WARBLERの活動ブログです

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

きっと、また、思い出せる。

演出より、今回の公演に参加してくれた役者・スタッフのみんなへ

(ひとりひとりに直接伝えたいんですが、そんなこともできない不器用な奴なのでこの場をお借りして書かせていただきます。)




自分は今までに何度かワーブラーの公演で役者として舞台に立たせてもらってきましたが、演出に関してはド素人でした。
演劇自体も大学に入ってから始めましたし、照明や音響の使い方、舞台の配置なんかも全然分からず、見よう見まねでなんとか……というくらいでした。
頭に思い浮かべていることを形にするのって、難しいんですね。

それでもこの公演を成功させられたのは、みんながたくさん助けてくれたからです。



まずは……僕に、この脚本の演出をしないかと声をかけてくれたひとがいます。それが無ければ始まらなかった。素敵な脚本を見つけてくれて、僕に声をかけてくれて、ありがとう。

そして、僕にとっては初めての外小屋での公演で右も左も分からない中、たくさんの仕事をきっちりこなし常にサポートしてくれた舞台監督がいます。あなたがいたから安心して演出に取り組めました。ありがとう。

僕が思い浮かべた音響、照明を実際に形にしてくれたひとたちがいます。こんな音が使いたいと言えばそれを用意してくれて、こんな感じの明かりにしたいと言えば「じゃあこれとこれを使おう」と考えてくれて。本番での操作もバッチリで。僕のわがままを形にしてくれて、ありがとう。

たくさんの道具を用意してくれたスタッフのみんながいます。学校の机が欲しいとか屋上の柵を作ってほしいだとか難しい要求にも応えてくれたし、制服とか着ぐるみとかババアの服とか難しい衣装も用意してくれました。それに、あの絵が無ければこの舞台は成り立ちませんでしたね。すごく素敵でした。細かい小道具も衣装もしっかり管理してくれて、とても頼りになりました。ありがとう。

フライヤーとかホームページとかパンフレットとか、とっても素敵な宣伝をしてくれたひとたちもいます。全部、青春が溢れ出る、僕のツボをおさえたものばかりでした。大切にとっておきますね。ありがとう。

そして、役を演じてくれたみなさん。素敵でした。輝いていました。僕の求めていた青春があふれていました。自分が演出なのだから当たり前なのかもしれないけど、でも、僕が今までに見てきたすべてのお芝居の中で一番好き!と言えるものを見ることができました。何度も練習を見てきたのに、本番を見て何度も笑ったり泣きそうになったりしました。最後までついてきてくれて、本当にありがとうございます。




前のブログでも書きましたが、物語の中によりもずっと、必死でみんなで一つの劇を作り上げようとする毎日に青春を実感しました。
そして、このメンバーで公演をうつのは最後なのかーとか、僕らももう何年かしたらここにはいられなくなるのかーとか、そんなことを考えながら一人で度々切なくなっていました。

それこそ、何十年も経ったとき、この公演の事を常に覚えてはいないだろうけど、でもふとしたきっかけで何度も思い出せたらいいなと思います。
みんなにも、思い出してほしいなと思います。

例えば、夕焼けの空を見上げたときとか……遊園地でウサギの着ぐるみを見かけたときとか……建物の中から花火を見たときとか……
顔にばんそうこう貼ったときでも、勅使河原さんという人にあったときでも、どこかでsecret base の歌を聞いたときでも。
そういう些細なことで、ひょっとこの日の事を思い出せたらいいな。

少なくとも、僕の青春の1ページには確かにこの公演の思い出が刻まれました。
みんながくれた1ページです。
一生大事にとっておきます。
ありがとう。
PR

Comment

お名前
タイトル
E-MAIL
URL
コメント
パスワード

Copyright © 劇団WARBLERブログ : All rights reserved

TemplateDesign by KARMA7

忍者ブログ [PR]